松山エアモデラーズクラブ(MAC)は、飛行機のみならずあらゆるジャンルの模型作りが大好きな人の集まりです。

一人展示室

一人のモデラーの作品紹介です。1か月間お気に入りの作品を展示します。

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今月の作者:杉山 英孝さん

2024年の展示会に出品した艦上機です。艦上機は航空母艦で運用する機体の総称ですが、陸上機にはない様々な制約を設計に盛り込むため、設計者の腕の見せ所でもあります。

九六艦戦

九六式艦上戦闘機 1/72 フジミ

日本海軍初の全金属製低翼単葉戦闘機で抜群の格闘性能を発揮した。固定脚は強度 があり、不整地での離着陸も難なくこなしたという。
零戦

零式艦上戦闘機 1/72 タミヤ

九六式艦戦の後継機として速力、航続力、火力を増大させながら格闘性も兼ね備えよ、という物理法則を無視した海軍の要求に応えた機体。出現当時、世界最高峰の呼び名は揺るがない。
九七艦攻1

九七式艦上攻撃機 1/72 ハセガワ

日本海軍初の全金属製低翼単葉引込脚を採用した機体。さらに、可変ピッチプロペラ、密閉式風防、蝶型フラップを装備。以降の軍用機の方向性を示したエポックメイキング的な機体。
九九艦爆

九九式艦上爆撃機 1/72 フジミ

ドイツのハインケルHe70を参考にした急降下爆撃機で、固定脚ではあるが楕円翼、ダイブブレーキを装備している。大戦後半は特攻にも使用された。
彗星

艦上爆撃機 彗星 1/72 AZmodel

敵戦闘機の邀撃をかわして爆撃が行える艦上爆撃機という開発コンセプトの通り速度重視の設計がなされている。エンジンはDB601のライセンス生産品であるアツタ二一型。
天山

艦上攻撃機 天山 1/72 フジミ

天山の外形的特徴は空母のエレベーターいっぱいに全長を設計したことにより、三点姿勢で垂直尾翼が甲板と直角になるシルエットを持つことだろう。飛行時には前傾しているように見える。
流星改

艦上攻撃機 流星 1/72 フジミ

艦爆搭載の爆弾の増大要求と艦攻の雷撃後の退避行動における高機動性の要求が高まった結果、両機種の統合が決まり設計された機体。雷撃もできるが艦爆の星にちなむ愛称となっている。
F3F

F3F-1 フライングバレル 1/72 MPM

アメリカ海軍で運用された最後の複葉戦闘機である。主脚は胴体側面に引き込まれる。愛称のフライングバレルとは「空飛ぶ樽」の意。
ワイルドキャット

F4F-4 ワイルドキャット 1/72 AIRFIX

大戦前半の米海軍主力戦闘機。生産はゼネラルモーターでも行われ、この4型から引き継がれFM-1の型番になっている。イギリスに供与されるマートレットもGMの生産。
スカイロケット

XF5F-1 スカイロケット 1/72 MPM

米海軍が出した高速艦上戦闘機の仕様に応えたグラマン社の試作機。着艦時の前下方視界を良くするため、主翼を胴体が咥えるようなデザインがユニークだ。
ヘルキャット

F6F-3/5 ヘルキャット 1/72 ハセガワ

F4Fの後継機として開発された。零戦を分析して作られたという俗説があるが、それはウソ。零戦が鹵獲されたのは1942年7月、F6F-3の試作機が飛んだのは1年以上前の1941年6月だ。
ヤードレーマクラーレン

F7F タイガーキャット 1/72 MONOGRAM

米海軍において初めて制式採用となったレシプロ双発艦上戦闘機。20mm×4、12.7mm×4の重武装に加え、2,100馬力2基のエンジンは732km/hの快速をもたらした。
ベアキャット

F8F ベアキャット 1/72 MONOGRAM

零戦を徹底分析し、零戦に勝つために作られた機体。それまでのグラマン戦闘機に見られる緩慢な設計は影を潜め、細部に至るまで重量軽減を考慮したものとなった。
コルセア

F4U コルセア 1/72 タミヤ

グラマン・スカイロケットなどと競った高速艦上戦闘機案に応募して2000馬力エンジンを搭載する案で採用となった。朝鮮戦争でも使用される息の長い戦闘機だった。
ドーントレス

SBD-3 ドーントレス 1/72 ハセガワ

米陸軍でも急降下爆撃機として使用された。「大空のサムライ」の坂井三郎に瀕死の重傷を負わせた機体としても有名。主翼の折り畳み機構がなかったが大戦全期間を通じて第一線で活躍。
アベンジャー

TBM-1C アベンジャー 1/72 ハセガワ

翼幅16m超、自重4,700kg超の大型雷撃機。胴体下面はほぼ爆弾倉となっていて魚雷もそこに収納される。魚雷はMk.13×1、爆弾は1,600又は1,000lbs×1、500lbs×4、100lbs×12
ヘルダイバー

SB2C-4 ヘルダイバー 1/72 Academy

要求性能が過大だったため大型化が免れなかったが、空母のエレベーターの都合で機体後部が切り詰められた設計となり安定性がなくトラブルの多い機体だった。
シーファイア

シーファイア Mk.46 1/72 SpecialHobby

シーファイアMk.46はスピットファイアMk.22を海軍規格に改造したもので、短縮された後部胴体とティアドロップキャノピー、5枚プロペラ若しくは二重反転プロペラが特徴である。
ソードフィッシュ1

ソードフィッシュMk.1 1/72 AIRFIX

複葉、鋼管羽布貼り、固定脚という時代遅れの機体だったが、信頼性の高いエンジン、操縦のし易さ、低速域での安定性が抜群で、後の後継機が総合点で上回ることができなかったという。
バラクーダ

バラクーダMk.Ⅱ 1/72 MPM

ソードフィッシュの後継機。外見の特徴は肩翼、T字翼のような水平尾翼の取り付け方、主翼後縁から飛び出すユングマンフラップ、主脚のユニークな格納方法など興味が尽きない。