松山エアモデラーズクラブ(MAC)は、飛行機のみならずあらゆるジャンルの模型作りが大好きな人の集まりです。

2024年の展示室

展示期間が終わったページを1年ごとにまとめたものです。

4月の作者:上岡(Gちゃん)さん

一人展も三回目となりました。上岡(Gちゃん)です。第一回、第二回と特撮作品を紹介させて頂きましたが、第三回目の今回は自作品と致しました。製作の過程なども交えながら紹介させて頂きます。

夕焼けジャンボ

夕焼けジャンボ完成

MACに加入して最初の作品がこのマリンジャンボ 1/144 童友社 でした。B747ジャンボの着陸態勢が大好きですので、フルフラップダウンの姿にしたかったのです。
フラップ切断

フラップ切断

そのために部品の主翼から、フラップ部分を切り取りました。
フレンドシップ

フレンドシップ

少年のころ、初めて松山飛行場で見たのがフレンドシップでした。1/144 童友社 を使用。そのころを思い出しながら作った作品です。昭和30年代後半だったかな。
JA3447

JA3447

 松山空港で友人が所有していた航空大学校で使用されていたビーチ機です。V形尾翼や各部を改造して作成。この機体で友人と二人で北は青森・函館・知床一周、南は奄美・沖縄那覇までと、各地を飛んだ機体です。
YS-11

YS-11

皆さん良くご存じの機体です。コメントも不要かと。
トランスオーシャンB737

トランスオーシャンB737

 その機体として作成したB737です。南国のハイビスカスを思わせる情熱っぽい塗装が大好きでした。
キャセイ航空B747

キャセイ航空B747

香港旅行でカイタック空港に行ったときに見たキャセイ航空のジャンボB747が超かっこよくてそれを再現してみました。
ビーチ実機

ビーチ実機

友人が松山空港で所有しているビーチです。
制作ビーチ

制作ビーチ

その機体を再現したものです。この作品はその友人に差し上げました。友人の事務所で鎮座しています。
頂戴したスピットファイヤ

頂戴したスピットファイヤ

私の作成したパネルを見られた「プラモ」の故社長にお褒めを頂いたので差し上げました。今もお店に展示して頂いてます。お返しにと、この金属製スピットファイヤを頂きました。
金属製スピットファイヤ

金属製スピットファイヤ

技術の乏しい私にとって、大変な作品でした。使い慣れない瞬間接着剤と金属工具との戦いでした。何とか完成までこぎつけた作品です。完成品はお返ししました。今も「プラモ」のお店に展示して頂いてます。
JA3601

JA3601

ニチモ 1/20 FA200 です。この機体の実機は松山空港に有って、以前はミツワ都市開発の社長にこの実機を持って頂いた頃がありました。そのころのデザインです。ミツワのコマーシャルで見られたことのあるキャラクターです。コマーシャルに使用された原画を頂いて、デカールを作成して作成したものです。現在もこの実機は松山空港にあり使用していますが、デザインは変わっています。
F-35完成

F-35完成

ハセガワフォトコンテスト用に作成した機体です。
F-35Ⅱ-B しまなみ-03

F-35Ⅱ-B しまなみ-03

前記の機体を撮影してコンテストに応募した写真です。入賞はしませんでしたが、選考メンバーとハセガワ社長に、「興味がある」に選考して頂きました。
伊予鉄バス

伊予鉄バス

この作品と次の高速バスは、伊予鉄バスの室町営業所に行って、写真撮影の許可を頂いて撮影して帰りデカールを作成して完成させたものです。
伊予鉄高速バス

伊予鉄高速バス

東京への出張でも乗ってみたことがあり、東京から帰るときに新宿の高速バスターミナルにこのバスが入ってくると、「ほっと」安心感を覚えたものです。これで家に帰れると。また、北条でのレトロ博では盗難にあいかけた作品でもあります。それほど人気があるバスということで・・・

以上が私の三回目の一人展の作品となります。第四回目もどうぞご期待ください。

3月の作者:SWIFTさん

SWIFTです。今回は、ここ最近のMAC展示会での個人テーマに沿って製作した作品群をご紹介します。

【リフティングボディの眷族】
リフティングボディ(Lifting body)は、極超音速での巡航を前提とした航空機や、スペースプレーン等の様な大気中を飛行する事がある一部の宇宙機に使われる胴体部分で機体を支える揚力を生み出す様に空力的に工夫された形状を有する機体である。

Northrop M2-F2

ANIGRAND 1/72 Northrop M2-F2

M2-F2は、1960年代半ばにNASAのエームズ研究所とラングレー研究所の研究に基づいて製作されたリフティングボディ試験機。香港ANIGRAND製のレジンキットです。
Northrop HL-10

ANIGRAND 1/72 Northrop HL-10

HL-10は、宇宙からの再突入用に設計された低揚力比のビークルを安全に操縦して着陸させる概念の研究および検証の為に製作されたリフティングボディ試験機。香港ANIGRAND製のレジンキットです。
Martin Marietta X-24A

MACH2 1/72 Martin Marietta X-24A

 X-24は、アメリカ空軍とNASAによって共同開発された実験航空機。リフティングボディの概念実証の為に製作され、試験結果は、後のスペースシャトルにも生かされている。オフランスのMACH2製の簡易インジェクションキットです。
Martin Marietta X-24B

MACH2 1/72 Martin Marietta X-24B

より安定した飛行を行なうために、X-24Aから大規模に改装された。外形は大きく異なっており、名称もX-24Bに変更されている。オフランスのMACH2製の簡易インジェクションキットです。
Boeing X-20 Dyna-soar

AMP 1/72 Boeing X-20 Dyna-soar

 本機の用途は軍用宇宙機であったが、その目的をカムフラージュする為Xプレーンの一員としてX-20の名称を与えられた。1961年に本機の実物大モックアップが完成したが、その後計画はキャンセルされた。ウクライナのAMP製の簡易インジェクションキットです。
MIG-105-11 EPOS

ANIGRAND 1/72 MIG-105-11 EPOS

MIG-105-11は、1970年代にソ連で軍用小型宇宙往還機のテスト機として製作された機体。現在はモニノ航空博物館に展示されている。香港ANIGRAND製のレジンキットです。
Doppelganger

TERUMODEL Non DOVE (Doppelganger)

ジェリーアンダーソンプロ初の実写作品「Doppelganger」に登場した大気圏再突入用飛翔体で、ロケットで打ち上げられる。TERUMODELという個人の方による古のレジンキット。

【ハブステアリングのバイク達】
ハブステアリングとはオートバイのフロントサスペンションとステアリングの機構の一つで、スイングアーム式サスペンションに支持された前輪のハブに転向する構造を設けた機構である。センターハブ・ステアリングとも呼ばれる。

スズキ ファルコラスティコ

Finetail 1/12 スズキ ファルコラスティコ

スズキの若き技術者7名が集まり、1980年代半ばに開発が始動し、1985年の東京モーターショーに出展されたコンセプトモデル。Finetailという個人の方によるレジンキット(一部は3Dプリント)。
スズキ ヌーダ

クリーム 1/12 スズキ ヌーダ

1987年の東京モーターショー出展されたコンセプトモデル。ファルコラスティコの独創的ステアリングシステムを進化させたモデルがヌーダ。40年!近く前にクリームという模型店?のブウランドで発売されたレジンキットです。
ビモータ・テージ1D

タミヤ 1/12 ビモータ・テージ1D

 ビモータ・テージ1Dは、フロントスイングアームとハブセンター・ステアリング機構を公道用量産市販車として初めて採用した。もう30年位前の実車がデビューした頃にタミヤから発売されたキットです。
フォルゴーレ・ビアンカ

タミヤ+ねこぱんち 1/12 フォルゴーレ・ビアンカ

フォルゴーレビアンカは、輸入代理店だったカロッツェリア・ジャパンが企画し、ホワイトハウスが制作した1Dのカウル改造バイク。タミヤのプラキットに、ねこぱんちさんという有名バイクモデラーの方によるレジン製コンバージョンキットを組み合わせて製作した物です。
ビモータ・テージ2D

STUDIO POOL BLUE 1/12 ビモータ・テージ2D

元々ビモータのエンジニアであったアスカニオ・ロドリゴがヴァイルス社から984C32Vとして発売したものを、ビモータ社からOEM車としてテージ2Dの名を冠したもの。STUDIO POOL BLUEという個人の方によるレジン・ホワイトメタル・エッチングのマルチマテリアルキット。
elf-e 1983 鈴鹿8耐

ねこぱんち 1/12 elf-e 1983 鈴鹿8耐

 ELF-eは、1983年の8耐に参戦した空力抵抗を極力低減するカウル形状、フレームレス構造で、前後輪片持ちサス、センターハブステアリングというかなり革新的なバイクだった。ねこぱんちさんという有名バイクモデラーの方によるレジン製フルキットです。

【ウルトラセブン55周年】
これらの作品を製作した2022年は、ウルトラセブン放映55周年だったのでウルトラセブンに登場したメカを製作してみました。

ウルトラホーク1号

フジミ 1/72 ウルトラ警備隊 ウルトラホーク1号

ウルトラ警備隊の誇る超兵器。α号、β号、γ号の3機に分離して戦闘可能。デザインは故成田亨氏。1/72スケールともなると全長60センチ近くあり大迫力ですが、キットは各所にヒケが見られ銀塗装という事もあり表面処理に時間がかかりました。
ポインター号

フジミ 1/24 ウルトラ警備隊 ポインター号

ウルトラ警備隊のパトロールカー。ベースになったのは、クライスラーインペリアルという巨大なアメ車。デザインは故成田亨氏。キットはサイドウインドウは閉まった状態でしたが、劇中でサイドウインドウを降ろしているシーンが多かったのでそのように加工してみました。

2月の作者:大政 英則さん

今回で「一人展示室」も2回目の配信となり、当方年齢に伴う時の速さに戸惑う今日此の頃です。ゆったりとした模型人生を送れていますか。
その昔、田宮からP51(1/48)が発売されたのが切っ掛けで、「ムスタング」に心を蹴られて沼にハマリ、作り貯めた作品を今回は一部展示しようと思います。いずれ、クラブの展示会で何十機とP51達を並べてみようと思っています。
殆ど「田宮」の製品ですが、メーカーが判らない(作った本人でも)物もありますが、各々で判別していただけたら幸いです。

1月の作者:関谷 邦雄さん

明けましておめでとうございます。今年最初の「一人展示室」ということで 早速始めたいと思います。
私はどちらかと言えば模型製作よりも写真撮影をメインとして活動しているので、今回は過去に撮った写真を作品代わりにお見せしたいと思います。
(注) 白黒写真は50年以上前のキャビネサイズに焼付た物を再スキャンしています。カラー写真はフィルムスキャナーで読み込んだものなので 撮影時期によりカビ、ごみ等付着していますがご勘弁ください。

A-4M

A-4M

 写真②はハセガワ 1/48 A-4M SKYHAWK (U.S.M.C.ATTACKER)PT33を使って制作予定。
c11-4

A-7E

写真③はハセガワ 1/48 A-7E CORSAIRⅡP12を使って制作予定。
OV-10D

OV-10D

 写真④はICM 1/48 OV-10D+ BRONCOを使って制作予定。
インターセプター1

RF-101G/H

写真⑤はKITTY HAWK 1/48 RF-101C&G/H VOODOOを使って制作予定。

以上制作したい物を挙げましたが 他にもストック多く完成させる約束は出来ませんが、気長に作っていきたいと思っております。